40歳を過ぎたら胃内視鏡検査をうけましょう

近年医療の進歩により胃がんは早期発見・治療すれば治る確率が高くなっています。
早期の胃がんは自覚症状はほとんどありませんが、胃カメラで発見可能です。
様々ながんのリスクが高くなる40歳を過ぎたら、1度は胃カメラを受けましょう。

また年齢にかかわらず、こんな症状のある方は一度内視鏡検査を受けることをお勧めします。

・胃が痛い・重い
・喉に違和感がある・飲み込みづらい
・胸やけがする
・便が黒い
・健康診断や市町村のバリウム検査でで要精密検査になった

胃内視鏡検査とは

胃内視鏡検査とは、口から内視鏡を挿入し食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
当院のカメラは世界最細径ですので、ほとんど苦痛もなく検査することができます。うどんくらいの太さと言えば想像がつくと思います。 前回検査で苦しい思いをした方、恐怖心の強い方は鼻から内視鏡を挿入する方法(経鼻内視鏡)をお勧めします。


楽に胃内視鏡検査を受けるためのポイント



おなかを締め付けない楽な格好でお越し下さい
検査中、目をつむるとかえって力が入ってしまいます。目はぼんやり開け全身の力を抜いて下さい(前方のモニターでご自身の胃内をみているのが良いですよ)。
苦しくなりそうな時は“フゥ”とため息をつくように体の力を抜きましょう。

胃内視鏡検査を受けられる方へ

診察日の8:30から行っています。事前にお電話でご予約下さい。

             予約電話番号 0266-28-0505

検査当日までに検査の注意事項を書いた用紙と同意書・問診票をお送りします。

胃内視鏡検査の流れ

夕飯は少なめに消化の良いものにし、夜9時までに済ませて下さい。
アルコールは控えて下さい。

*9時以降も水やお茶など水分は摂取しても構いません。

朝から水以外のものは口にしないで、指定の時間までに来院して下さい。
定期的に薬を内服されている方は、糖尿病の薬以外は検査の2時間前までに必ず内服してきてください
(薬の名前のわかるものをご持参下さい)。
【持ち物】
  保険証・問診票・同意書
  お薬手帳(服用中の薬のある方)
  検診結果など(検診で要精検と言われた方)

問診票を確認後、消泡剤(水薬)を内服して頂きます。
現在内服中の薬の確認を行いますので、服用中の薬のある方は薬の名前のわかるものを必ずご持参下さい。

*経鼻内視鏡を希望される方は鼻の奥を広げる薬を入れ、カメラが通りやすくするための処置を行います

         ▼

血圧測定後、内視鏡検査室にご案内します。
*検査室に入る際、携帯電話の電源は必ずお切りください。また、おなかの周りを締めるもの(コルセットなど)は外して下さい。

院長がのどに麻酔のスプレーを行い、いよいよ検査スタートです。

        ▼

検査中は目の前にあるモニターにおなかの中が映り、院長が説明しながら検査が進行します。
必要があれば胃の中に色をつけて観察(インジコカルミン染色)したり、粘膜の一部を採取(生検)し、詳しい細胞の検査を行います。

検査は5~10分で終了です     

検査結果の写真をお渡しします。

検査後、口の中をすすいで、看護師から検査後の注意事項について説明を受けます。

診察室で内視鏡写真を見ながら検査の結果説明を受け、この日の検査は終了です。

検査後1時間は麻酔によりのどのしびれが残るため飲んだり食べたりできません。

検査、お疲れさまでした!